世に飲み放題食べ放題という発想が出てきたのはいつからだろうか。

過去を振りかえると、私が小学生の時に、京王プラザホテルでバイキングというものをやっているということで、親に連れて行ってもらった頃からなのかなと思います。

それが私的には最初の食べ放題であったかと思いますが、あの時は感激してお代わりのお皿をテーブルの上に重ね、母に「恥ずかしいからゆっくり食べなさい」と言われ、周囲の大人たちには「すごすぎる、普段食べさせてもらえないのね」という賞賛とあきれ顔で見られたことを記憶しています。

さて、居酒屋で、メニューに2時間飲み放題2千円、ビールもOKで、メニューの生ビールの値段が1杯500円と見るとビールをガンガンと頼む人がいます。

「そんなにビール、好きでしたっけ?」と尋ねると「とりあえず4杯飲んで元をとってから次に飲むのを考えます」言います。 食べ放題でも、一番高いローストビーフばかり食べる人もいます。

 好きでもないのに「元をとるために食べる」という行為は、好きでもないのに飲食するのであれば損をするし、結局は自分の身体に悪いので元は取れないということになります。

 まあ人のことを言えるほど上品に飲み放題をしてはいませんが、少し大人になってしまったようです。

税理士法人SETACS