琉球大学の辻教授グループの研究成果によると、人間社会に存在する、他人への協力が自分の利益を犠牲にして行われる場合、協力して社会を形成した方が最終的利益が大きいにもかかわらず、他人からの協力にただ乗りした方が大きい利益を得られるために、社会形成に至ることが出来ないというジレンマが、アミメアリの社会でも見つかったという事です。

 「働きアリ」という社会に協力するアリにただ乗りする「働かないアリ」がいて、この「働かないアリ」は働かないという性質が遺伝的に決まっているために、「働かないアリ」が産む子孫たちは全く働きません。

 この研究をまとめてみると、この「働かないアリ」たちは「働きアリ」よりも子供をたくさん産むことが出来ますが、次世代の個体を残すことが出来ない。 また、「働きアリ」はコロニーにいる「働かないアリ」の数が増えた分だけ、労働量が増え早死にする。

 なんか難しくなってきましたが、個体の残せない「働かないアリ」は「働きアリ」との間に子孫を残そうとするのでしょうが、遺伝子的には子孫は「働かないアリ」になってしまうのだから、「働かないアリ」だらけの社会になり、「働きアリ」の過労死は増えるばかりになるのでしょうか。

 なんかワケが分からなくなってきました、、、、「アリ?」、、、、、なんてね。

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