そのギリシャを救おうと華麗に登壇したのが中国なのですが、中国の株式市場は未曽有の株急落に、見舞われ、EU首脳との会談で存在感を出すはずだった李克強首相は土壇場でキャンセルしました。
 日本にいるドイツ人に聞くと、ドイツのマスコミはギリシャのことは中国が助けてくれるはずだったのにといことだったそうですが、中国は世界に恥をさらしてしまいました。
 「未曽有」の株暴落、「未曽有」とは「未だ曾て有らず」の意味ですが、実は中国では2005年末の平均株価1,000ポイントが2007年10月6,000ポイントと膨張した後に1年間の急落で2008年末には2,000ポイントまで値下がりし、今回の2014年夏2,000ポイントから2015年6月5,000ポイントに膨張後2週間で3分の2の値下がりよりは前回のバブル崩壊の方が規模が大きかったのです。
 なのに、なんと前回のバブル崩壊後の中国は国際政治における影響力を急速に拡大させました。
 今回も、AIIBやBRICS開発銀行の経済面の主導役である中国は、国内のバブル崩壊の足音とともにさらに国際影響力を増して行くとなると、、世界経済は一体、、中国頼みなのか?となるとますます、中国の国際影響力が増すわけで、果たしてこの行方は!!どうなるのか?? 

 

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