お盆も終わり、法要のことを考えてみると、日本人はインドにも中国にもない発想があります。
 人は亡くなると、初七日で三途の川に着き、そこから7日ごとに7回、閻魔大王ほか10王から、生前の行いに対して裁きを受けます(うぐっ)。
 7回目となる四十九日で来世の行き先が決まるので(どきっ)、残された家族は故人が極楽浄土に行けるように法要をし、その後、一周忌、三回忌、七回忌、・・・と、残された家族は極楽浄土に行った故人がさらなる精進ができるように法要し、三十三回忌目に故人は長い修行を終え菩薩の道に入り「ご先祖様」となると言いますから、死んでから32年間も修行をしなければなりません。
なんとも大変な人生(?)ですが、生きているうちに「何とか楽しく生きていこう」と今回は禅問答のような結論となりました。最後とはなりましたが 閻魔大王様、「なにとぞ、、、なにとぞ」。

税理士法人SETACS