2013年11月に噴火した海底火山が西ノ島の隣に島を創り出してすでに2年近くたちます。
 この海底火山はいまだに噴火を続け、異常なスピードで成長を続けるという例は世界にもなく、地球創世記に大陸が生まれた過程と同じなのではないかと世界中のあらゆる学者の注目を浴びています。
 しかもNHKスペシャル(8/23)で無人ヘリコプターが旧西ノ島に降ろした定点カメラによると、アオツラカツオドリの若鳥が9羽数えられ、溶岩の隣で立派に生物が繁殖されていることがわかります。
 また同じく無人ヘリコプターで採集した溶岩により安山岩でできている島であることがわかり、他の太平洋上の島々と岩の種類が違うことから、益々大陸生成過程の再現ではないかと期待されています。
 そして、この溶岩と火山灰に覆われた大地(?)に排泄された鳥の糞尿や、死んだ鳥が引き金になり、植物が繁殖するために必要な豊な土壌が形成され、そこに新たな生命が誕生するのかと思うと、まさに今、人類は特に日本人は、太古の夢を未来に実現する目撃者になっているのかもしれません。
 「不毛の土地に新たな生命が宿る」、、何とも夢のある物語の始まりです。

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