日本の少子化による人口減少は都市部よりも地方に効いていて、地方銀行の預金残高減少などは経営 基盤を揺さぶるところまで来ているようです。
その中、親が地方に住み、子供が大都市部に住んでいるという、どこにでも多く見られるパターンの 家族関係での「遺産相続」がますます地方を地方銀行を脅かせます。 親が預けている地方銀行への預金が、「遺産相続」により都市部に住む子供の都市銀行への口座に流 れていく速度は半端なスピードではなく、それを表す地方から都市への人口流入は1960年から80 年の20年間で約2千万人、その人たちが現在50歳前後から70歳前後と言いますから、ちょうど相 続を受ける年代ということになるのでしょう。
活きていけるのでしょうか? 地方銀行! そして地方!!

税理士法人SETACS