-教育のある無能者- (educated incapacity)
ハーマン・カーンという人がこれからの人類史における大問題として上記の言葉を揚げています。これは、教育で詰め込んだ知識で頭にたがをはめられると、教 育を受けなかったら理解できたはずのことさえ理解できなくなって、一切の柔軟性をなくし、現実の問題解決には無能力になるということです。
これが、個人レベルではまだ害がないのですが、集団・組織の中で、特に官僚という国の中枢にそういう輩が横行してくると、現実の問題に対して処理能力がないということですから日本の将来も寒々としたものを感じます。
国でも一般企業でもこういう人が増えてくると、内患憂慮とでもいった事態になってくるのでしょうか。

税理士法人SETACS