先日、日本にとんかつ(薄くない今の厚いもの)がどのように誕生したかという書籍を紐解いていますと、先人たちのたゆまぬ努力と食への執念に痛く感動しま した。明治5年に明治天皇の獣肉解禁、その23年後に銀座のレンガ亭でポークカツレツが売り出され、さらにその23年後に浅草河金がカツカレー、その3年 後早稲田の学生がカツドンを発明し、そしていよいよ8年後の昭和4年に上のポンチ軒で全国民の希望の星(だと思う)とんかつが誕生します。この間60年間 の年月が経っています。日本国民のそのときのさくさくとした舌触りを思うと胸が熱くなります。これはキャベツと組み合わせた人の功績と合わせて、長く歴史 に讃えられるでしょう。(きっと)

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