「ハッピークリスマス」、イギリスではメリー・クリスマスよりもこちらの方を使うようです。いまの時期、街を歩きますとクリスマスツリーがあちらこちらに 飾ってあります。そしてツリーの上には必ずお星様がついています。なぜでしょうか?そもそもクリスマスツリーは、かのマルティン・ルターが教会での仕事が 終わって家に帰る途中で森中を通るとその木々の上天にかかる星たちがあまりにも美しかったので、それを家に帰って表現したものなのです。だから、必ず天辺 に星があるのですね。
さて、クリスマスといえば七面鳥ですが、発祥はアメリカで感謝祭に食べられていたものが1650年ころにイギリスに逆輸入されたようです。それまでは、白 鳥(うげっ)やガチョウ、お金持ちは、柊・果物で飾った猪の頭の口にりんごを詰めていたのを食べていたそうです。んー・・・。またイギリスではクリスマス の日に4千万個食べられるというプティングにはいろいろなものを入れます。食べているうちに銀貨を見つけた人は幸せで健康で金持ちになれ、指輪を見つけた 人は1年以内に結婚でき、指貫・ボタンを見つけた人は独身で通す、という、ずいぶん両極端にして究極的で意地悪な言い伝えもあるそうです。

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