今日本の人たちは大人も子供も、とても切れやすくなってきました。ちょっとした理由で人を刺したり殴ったりして、それが死に至ることもあります。報道され ていることは多分死んだときくらいなのでしょうから、骨を折ったとか血が流れたっていう事件は日常茶飯事に起きているのでしょう。だいたい私が幼少のとき には、「あいつは切れる」というと、頭が良いとか、考え方が素晴らしいといった表現に使いました。ところが今は「あいつは切れる」というと、あまり近寄る のはよそうとか、刺激するのはよそうとか、となります。
なぜこうも切れやすくなったのでしょうか。どうやら食べ物のせいではないか、ということが最近分かってきました。昼はハンバーグを食べ、夜は焼肉を食べる 食生活は昔からの日本人の食生活と明らかに変わってきました。やはり日本人は海に周りを囲まれるという恵まれた環境を生かした、ミネラル豊富な食べ物を食 べようではありませんか。
猿で実験すると、ミネラルのない食事をする猿のグループはいつも食べ物の取り合いで喧嘩ばかり、反対にミネラルを豊富に与えたグループは一つの食べ物を譲 り合ったりするそうです。正しい食事を食べ、昔の用法により「あいつは切れる奴だ」と使える、そして言える世の中になってもらいたものだな、と切望してや みません。

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