アメリカの弁護士の食い扶持を稼ぐために「ビジネスモデル特許」は生まれた、と言っても過言ではないでしょう。ビ ジネスモデルとは、例えば、雑誌にはさんであるハガキでクイズに答えると景品をもらえる、とか、5%還元セールといったものです。こんなのに特許 がかかるのか、と机をドンとたたきたくなりますが、アメリカでは突然こうしたビジネスモデルが特許として認められるようになってきました。これま で、特許に認められないものが3つあるといわれてきました。
(1)自然現象そのもの。木が水に浮く自然現象を利用した木の船を特許にはできない。
(2)自然法則。ニュートンの万有引力は特許にできない。
(3)抽象的な考え方も特許にできない。
ビジネスモデルは、そもそもこの(3)の概念なので、特許にならないと言われていたのですが、突如、特許として認められるようになってきました。・・・つづく。

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