またアメリカの公共事業が始まってしまいました。大量にミサイル・弾を消費していく様は、まるで今年の予算を全部使ってし まおうとする道路工事のようにさえ見えてきます。しかも今回は兵士たちが地上戦でたくさんの血を流していると伝えられています。最初は「プロレスラー」 対「赤ちゃん」の戦いで勝負は早い、と言われていましたがどうやら長期戦もある模様になってきました。フセインが逃げまくっているところを見ると、「たま ちゃんを守る会」対「たまちゃん」といった様相にもなってきました。
それにしてもなぜアメリカはイラクを攻撃したいのでしょうか、最初は9.11 のテロ事件の裏にイラクがいた、次はイラクは核を開発しているとか大量破壊兵器を所有しているとかに変わってきました。では巷に言われているように石油が 欲しいのでしょうか、欲しければ買ったほうが早いような気がします。そこで出てきたのがネオコン(新保守主義)=イスラエル説です。ラムズフェルド、 チェイニーなどの強権派はみなネオコンです。
NO35で少し触れましたが、アメリカは各世界を2つの国で競わせて、それらの国がアメリカに逆らわ ないような均衡戦略を遂行し、それでもアメリカに逆らうようだったら戦わせるという政策を採って来ました。それがイラン・イラク戦争であり、それに勝った イラクとの湾岸戦争への流れであります。しかしネオコンは均衡戦略などよりもアメリカ一強主義を支持する連中です。これからの世界はネオコンとそれと組ん だキリスト原理主義者の軍需で相手をひれ伏させるタイプの連中に統治されて行くのかもしれません。

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