マグロは「トロ」と「赤身」に分かれますが、そのそれぞれも3段階に分かれます。お腹側の上(尻尾から遠い方)から大トロ(最上)、中トロ(上)、中トロ (中)となり、背中側の上のほうから赤身(上)、赤身(最上)、赤身(中)となるようです。お寿司屋さんのカウンターから切っているところを除き見れば、 そのお寿司屋さんの中での自分の地位が分かろうか、ということでしょう。
トロは脂が乗っている方がやはりうまいと思うのですが、海の中で針にかかってから早く上がってくるマグロは疲れやすい脂の乗ったマグロだそうで、長時間かかるのは脂の乗っていないマグロだそうです。人間と同じで脂の多い身体では疲れやすいのでしょう。
また延縄(ハエナワ)漁法では縄に針を3千本もつけて、さらにすべての針にえさをつけて流すのだそうですが、1回でかかってくるマグロは10本あれば良い方だそうです。だからマグロの遠洋漁業は1年半から2年漁をしていないと採算が取れないようです。
何故か、悪徳金融の「返せないならマグロ船に乗せるぞ」という言葉が浮かんで来ました。

税理士法人SETACS