先日、大きくて脂がたっぷり乗った秋刀魚の塩焼きを食べたら、これがまたおいしいので、なぜこの時期に秋の字が入った魚が出てくるのかと思い調べてみることにしました。
通常は、夏はオホーツク海を、冬には沖縄近辺を大群で回遊しているのですが、近年は漁獲時期が早くなり、7月末でも十分においしいのが食べられるようです。
秋刀魚の魅力はなんといっても皮の辺りの脂と肝の甘いような苦い味にありますが、漁をするときはどうしても網で大漁に採られますので、ウロコがお互いの身 体でこすれて取れてしまい、これが秋刀魚の口から入って消化管に詰まるそうです。だから肝を食べる時はこいつを食べないように気をつけなければなりませ ん。
また秋刀魚は、アミノ酸と良質なタンパク質が大量に含まれていうる上に、痴呆症の予防にも効くDHA(ドコサヘキサン酸)が脳の働きを活性化させてくれま す。脳の神経細胞の中のシナプス(大切な情報の受け渡しの役目をする)にDHAが入り込むことによってシナプス膜が柔軟になり、情報の受け渡しがうまく流 れるようになるそうです。 物忘れが多くなってきたのでこの時期から大いに秋刀魚を食べていこうと思っています。

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