今や都会に住む30歳代の男女の50%近くが未婚であるといいます。いい相手に恵まれない、もう自立しているので伴侶はい らない、結婚した人から結婚生活のつらさを聞いている、せっかく親のすねをかじっているのにかじれなくなるのはもったいない、といろいろな理由があるので しょう。だけど本音はちょっと違うところにあるような気がします。
特に35歳以降の女性に関してですが(違ったらごめんなさい)は20歳くらいの 時が日本もバブル華やかし頃でした。その頃は、お金をたっぷりと持っていた男たちに豪華な食事をおごられ、好きなブランド品を買ってもらい、銀座 から八王子の自宅までタクシーで送ってもらったものです。したがってその時の優雅な思い出があるので、今平成17年に男たちが言い寄ってきても、言い寄ら れる場所はそこいらの安い居酒屋かヘタすると立ち飲み屋、くれる物も愛はこもっていてもお金はかかっていない、タクシーで送ってもらうなんてとんでもな い、食事をして最終電車の時間が近づくとそわそわするのは男の方で、挙句の果ては「ぼくの出す分計算しておいて」なんて言いながら最終電車を途中で降りる とお金がかかるので最後のトイレに行ってしまう男の背中をにらみ、小さな声で「お前が全部出せよ」とつぶやきながらもお姉さんぶって割り勘計算をする。こ んなはずじゃなかった。バブルの破裂は痛かった。これじゃあ結婚できないよなあ、と思うのであります。

税理士法人SETACS