ジーコ・ジャパンは無残にもドイツの地で散ってしまいました。しかし監督ジーコは日本代表監督史上最高額の年俸 1億8千万円×4年間=7億2千万円とCM 出演料5億円を手に入れ、兄エドゥをテクニカルディレクターとして雇い同じく7千万円×4年間=2億8千万円、40年来の親友のカンタレリGKコーチ も雇い同じく3千万円×4年間=1億2千万円と身内で荒稼ぎをしたと、ある新聞に書いてありました。
これが高いのか安いのかはワールドカップ を楽しみに見ていた人たちの判断にゆだねるとし、世界にはもっと高額の年俸の監督がいます。イングランドのエリクソン監督は何と2008年までの契約 で年俸8億4千万円で、さらに「今後新しいオファーを受けるのであれば、3年契約で年俸10億円はほしい」と言っているそうです。
まあ、選手ではベッカムの年間42億円(CM含む)を最高に、ロナウジーニョが40億円、ロナウドが33億円と、毎年ジャンボ宝くじが10数回当っているような金額をもらっていますが、これまたこういう金額が高いのか安いのかもよくわかりません。
日本サッカー協会はアディタスとのオフィシャルサプライヤ契約の更新で8年間160億円が手に入ることもあり、監督の最高年俸2億円の枠を取り外したようですが、オシム監督が本当に優れた監督であるのなら、あまりせこいことは言って欲しくないものです。
こ のオシムさんは、オシム監督語録なるHPができてしまうほどユニークな言動の持ち主で、例えば、記者の「暑い中クレバ-に走るにはどうしたらよいの か?」の質問に「賢い=できるだけ経済的という意味だ。・・・5秒先を読めれば40メートルダッシュをしなくても良いはずだし、力を蓄えられる」と答え ています。こういう言葉がこれからも聞けるのであれば、私としてはぜひ年俸をはずんでもらいたいものです。(金額はすべて推定です)

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