マラソン経験者である某社長に、「東京国際マラソンに出るんですよ」と話すと、「もしかして、終わった後に旨いビール飲もうとしてません?」と言われ、 もちろん走り終わった後はどこかの店でグビグビとのどを鳴らす自分を頭の中に描いているので、「オフコース、つまりもちろんですよ」なんてルー大柴みたい な軽い口調で答えると、「絶対おいしくないですよ、疲労と消耗で身体がビールを受け付けませんよ」「おいしくなるのは次の日の夜ですよ」と瀬古さんのよう な重い口調で諭されてしました。
  スポーツを終えた後のビールがまずいなんて、これを悪夢といわずに何と言うのでしょうか。「天才と運」を横におき(おいおい!)、ただひたすら走る「愚鈍なる練習」の代償が「まずいビール」。
きっとエビスを飲んでもハイネッケンを飲んでも同じことなのでしょう。そうなら仕方がない、「今のうち飲んどくか」と師走の宵の町を、酔いしょ酔いしょと走ってみるといたしましょう。

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