イカの身から肝を抜いて、エンペラを外し、その勢いで皮をむき、身はイカソーメンに、肝はみそ汁などに入れてお酒のつまみにします。イカソーメンのたれは そばつゆにレモンをたらし、岩のり・万能ねぎ・みょうが・しそ・ゴマ・ゆずワサビ・七味トウガラシなどを入れて豪華ないろどりです。
イカソーメンは抜群に旨いのですが、肝味噌汁はうちの子供にも不評なので、友人Y直伝の塩辛にすることにしました。小さいボールにザルを重ねたところに肝を並べて塩をかけ冷蔵庫で発酵させます。
まずは買ってきたイカは身をイカソーメンにして食べ、肝は沖縄の塩を振って冷蔵庫に寝かします。
そして3日後に買ってきたイカの身に1回目の肝を混ぜて、いよいよ塩辛参上です。自分で塩を振るので塩加減も自分で調整できます。塩辛にはやっぱり日本酒 でしょうと冷蔵庫でキンキンに冷やした辛い酒で口の中のねっとりと塩気を洗い流します。「日本の誇り」という言葉が頭に浮かびます。
そして2回目の肝は当然の如く塩を振り、3回目に購入するはずのイカのために冷蔵庫で静かにその再登場の時を待ちます。「因果応報」とい言葉が頭をよぎり ます。しかしこれは「火中の栗」同様に間違った使い方ですね。正確(?)には「珍味佳肴」「合点冷酒」とでもしておきましょうか。

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