去年に引き続き、今年もまた世界最強艦隊である米軍第7艦隊の空母キティホークに乗船し、太平洋の海上から、米海軍戦闘機の航空パフォーマンスを見学するチャンスに恵まれました。
米第7艦隊は、空母キティホークを中心に、指揮艦ブルー・リッジなど50~60の艦船、350機の戦闘機を擁し、戦時となると6万人の海兵・水兵を動員し、本拠地を横須賀としています。
9月23日横須賀米軍基地ゲートを朝5時にくぐり、乗船すると、その約2時間後に東京駅と同じ大きさのキティホークは巨体をかすかに振るわせて、浦賀水道から太平洋へと進路を取ります。
去年と変わらずアーミィ諸君は体が大きく(まあ当たり前か、縮むわけないし)、巨艦の振動に合わせて、巨尻を振るわせながら、自らの作業を、黙々とこなしていきます。
甲 板に上がると、緑のTシャツを着た船員たちがカタパルト(パチンコのゴムを引き伸ばして離すことで石を飛ばす要領で、戦闘機を空母から発進させるこ と)の準備をしています。招待してくれたT氏を含む「飛行機オタク+カメラ小僧たち」が絶好の撮影ポイントを求めて動きます。
AM11:30、いよいよカタパルトが始まります。
上 官クラスの黄色のTシャツを着た「Fly」グループの「Boss」がパイロットに手と身体で信号を送り、「Boss」の身体が下に沈み、両手を広げ て飛行機の形になると、ものすごい勢いと地響きを残し、あっという間に戦闘機は海の上に浮かび、大空高く舞い上がっていきます。
その後に続く高度な技術の航空ショーの迫力のあること。「絶対に勝てない、あまりにもすごすぎる」昨年に続き再び、強者の雄叫びに、複雑な思いを残しつつ、船を後にしたのでした。

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