世の中にはいろいろな業界がありますが、その隠語には「おー」とうならせる言葉が多々あります。
 この前、飲食店の厨房で働き始めた人に聞いたのですが、先輩に「魚に涙しといて」と言われて途方に暮れていると、それは魚に塩を振るということだと教えられたそうです。
 これはなんか深い話ですね。きっと魚に塩を振ると水分がにじみ出て涙のように見えるので、そのような表現になったと思われるのですが、我々一般人は、食べた魚がまずかったので自分が涙することはあっても、魚がまさか泣くとは思ってもいないですね。
 それと「くちばしが長い人と、短い人」。
 「今日は市場で良い出物があったなあ、今晩食べに来る人はラッキーだなあ」と言われる桜井さんは「くちばしの長い人」で、「アー、あの人が来る日に限って美味しい食材が入んないだよね」と言われる鳩山君が「くちばしの短い人」になります。
 我々一般人の間では「鼻が効く人、効かない人」などの意味でしょうか。旨い物が食べたいですね。

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