北京オリンピック開催でクローズアップされたのが中国の少数民族問題です。
中国には56の民族があるのですが、そのうち漢民族は92%、残りの8%が少数民族になります。
と言っても、人口2万人以下の本来の少数民族はその56の中にも数えられていません。
その少数民族の中、独立を求めているのがウイグル族(900万人)、チベット族(600万人)、蒙古族(450万人)です。また、少数民族の中で最大人口のチワン族(1600万人)は、漢化し、独立を目指すこともなく、それなりに自治をしているようです。
その他の多くの少数民族も中国語以外は話せない年代が増えてきて、自らの民族の歴史も知ることなく漢化されていきます。さあ、どうすべきなのか、私は踏み込んで論ずることはできませんが、ここからは皆さんで考えてみてください。

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