アメリカで行われたマスターズはレフティー(左利き)のミケルソンが3度目の優勝を果たしました。
 優勝が決まった後の18番ホールで待ち受けるミケルソンの奥さんと子供たちがテレビに映り、その祈るかのような姿は奥さんが乳がんで闘病中という事情も合わせて感動的でした。
 ミケルソン優勝、奥さんと長い抱擁と長いキスと涙。
 これがもし優勝したのがタイガーウッズだったらどうなったでしょうか。奥さんは果たして18番ホールで待っていたでしょうか。優勝したとしてもあの抱擁、キスはあったでしょうか。
 そういう意味では優勝しない方がタイガーのためには良かったのか悪かったのかは分かりませんが、長いブランクの後の復活4位だったのに、誰も「タイ ガー、マスターズ4位で復活!!」と言ってくれないところがタイガーの不幸なところで、落ち込み顔で「またしばらく休む」と話していました。
 まあマスターズのギャラリーは選ばれたセレブが何年も順番待ちをしてなるものらしいですから、下品なヤジも飛ばなければ、タイガーの元彼女たちも入れな いので、タイガーも安心プレーができたのでしょうが、普通の大会ではまだそういったことに耐えられないというのが本音なのでしょうか。

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