今や津波はTSUNAMIと世界共通語になってしまいましたが、そもそもは1946年にアラスカ・アリューシャン列島での地震による津波がハワイに押し寄せた時に、ハワイに移住していた日系人たちが「津波が来たー」と日本語で叫び、それを単純なアメリカ人がそのまま報道したことからTSUNAMIになりました。

 津波の「津」は「港」のことで、波が港に入ると大きくなるということで「津波」になりました。

さて、この津波から人間が逃げることができるかどうかを検証してみます。 

津波は沖合で地震が起きてから海岸に押し寄せるのですが、そのスピードは海底の深さにより違います。

例えば、海底5000m・・・時速800km、飛行機でも無理ですね。

    海底500m・・・時速250km、新幹線の最高速度に近いですね。

    海底100m・・・時速100㎞、車で高速に乗らないと無理ですね。

 これが海岸近くになると・・・時速36km、世界中でオリンピック金メダルのボルトだけが助かります。

ようするに、沖合は当然海底が深いので、ジェット機並みのスピードであっという間に海岸に

押し寄せ、ボルトも逃げられないスピードで来るわけですから、とにかく高台に避難ということになります。だからスピードを出して逃げるというよりも高い所へ逃げろということなのですね。

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