最近、もう何十年も生きていて毎日付き合っていた朝と夜の常識が覆されることが多々あり、自らの不明を恥じ、忸怩たる思いもし、これからの生きる道を問い直していこうかというほどのものではないのですが、人生での大切なことを実感するものがあります。

1.借りている畑のオーナー兼指導員が言うには、「野菜は朝よりも夕方のほうが水分を取り入れやすいので、できれば水は夕方にあげてください」・・・朝だと思っていた、これから陽が出て暑くなるので水を上げていたのに、野菜君たちには関係なかったのですね。

2.朝どれの野菜は美味しいと思っていましたが、実は夜どれのほうが美味しいということ・・・朝は野菜が深呼吸している状態で吐くときに旨みが逃げてしまう。それに対して夜は呼吸が浅くなるから吸収した養分のもれが少なくなり美味しいということです。でも、夜の畑に懐中電灯を持ち込んでいったら、どう考えても野菜泥棒に間違えられそうで、これは我慢します。

3.朝のランニングは空気が気持ちいいし、なぜか体にいいと思っていたが、実は夜の運動の方が体に良かったのだ・・・朝は交感神経が高く血液が収縮し、うっ血していて筋肉が硬く身体も硬いのでケガにつながりやすい。起きたばかりの身体がまだ目覚めていない段階でのジョギングがどれだけ身体に負荷をかけているのか、朝は一日で一番頭が冴えている時間帯なので、「朝は身体ではなく、頭を使うべき」。夕食後の就寝までの散歩が最高とのことです。毎日酒を飲んで帰る人にはかなり厳しい注文。健康に生きるって大変なことですよね。

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