おでんがご飯のおかずになるかならないかの議論は日本全国の各家庭での重要課題かと思われます。

 おでんはそもそも「御田」と書きます。おでんを煮込む銅の仕切りのある鍋が上から見ると「田」に見えるところからこのような字になったと言われています。

 そもそもは第二次世界大戦の時に中国から日本軍が学んだのか、それとも日本軍が中国に広めたのかは定かではありませんが、満州を征服した関東軍が日本に持ち帰ったため「関東煮・・・かんとうだき」になったという説もあります。

 それにしても「おでん」は本来は家庭で食べると家計の友と言われるくらいに庶民的で安いのに、おでん屋さんで食べるとなんであんなに高いのでしょうか。あの大根が、さといもが、ごぼうが1つ1200円なんてお店もあり、卵などはスーパーで買っても1ダース150円くらいなのに、「御田」の鍋の中でぐつぐつと揺られると1個800円くらいのインフレを引き起こします、どういうこと。

 おでんは具を食べた後のお汁に魅力があります、その残り汁を少しうす仕立てにしてお米と一緒に炊飯器に入れて炊くと何とも言えないおいしいお米が炊き上がります。お試しあれ。

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