英語で「二日酔いの特効薬」の意味だそうです。
 最近は、二日酔いになるほどお酒をたくさん飲めなくなってきましたが、飲んでいる途中から記憶がなくなるくらい飲んだ時は、次の日の午前中くらいは二日酔いの時があります。
 一番飲んだ頃は、その次の日の夕方まで気持ち悪い時がありましたから、量も落ちたものです。
 さて、二日酔いのことは、英語で「ハングオーバー」と言います。そこで「ヘア・オブ・ザ・ドッグ」なのですが、これはイギリス古来の民間療法で、狂犬にかまれたときに、そのかまれた犬の毛を傷口にこすりつけると治るという言い伝えからきた言葉のようです。
 それが時代を経て、「二日酔いの特効薬」をさして使われることになりました。
 日本語で言うと「迎え酒」と訳されますが、確かに、この「迎え酒」は二日酔いの時に効きます。
 と言っても、気持ち悪さをアルコールで麻痺させるために「迎え酒」をするわけですから、醒めた時は二日分のアルコール分の「二日酔い」をするので、事態はさらに悪い方向に進みます。
 大学生時代に、親知らずを抜き「今日はお酒を飲まないでくださいね」と言われましたが、どうしても飲まなくてはならず(別に飲まなくてもよかったのですが)大酒を飲んだところ、「歯はもういらない、どうにかちてくでー」くらい痛くなりました。関係ないのですが、そんなことを思い出しました。
 それにしても「二日酔い」、こやつに効く薬があればノーベル賞だ、なんて言いながら、今日も乾杯。

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