私の子供の級友たちが、中1の最初と最後に国語の授業の課題で書いた「個人新聞」には、これからの自分の未来予想が書かれ ており、そこには現代の子供の将来の夢・・・実に現実的で空想的でない・・・社会やら家族やらを冷静に見つめた上での予想図を描かれています。一例と私の 感想を少し。
A君 19歳免許取得アルバイト→21歳事故入院3日で退院、会社に入る→30歳震度7の大地震→38歳感染症(新型)がはやる→42歳感染症にかかる →50歳完全に治って元気になる→60歳重い病気にかかる→61歳手術に成功また元気になる→68歳花粉がひどく呼吸困難になる→69歳永眠・・・・なん かとてもつらい人生だなあ、特に42歳から8年間がつらそうだ。
B君 中学生になりたての時は夢は「大リーガー」であったが、中1最後には「大リーガー」または「会社員」・・・・現実を知ってしまうことは良いのだろうが、夢を捨てるのはまだ早いぞ。
C さん 16歳志望高校入学→20歳大学法学部入学→25歳司法試験合格→30歳判事としての長い道スタート→40歳やっと裁判官になる→45歳地方裁判所勤務 →53歳高等裁判所勤務→58歳最高裁勤務→65歳新たな趣味、音楽・・・・がんばってね、なんかの時は僕を助けてね。
等々、あるのですが一番多 いのが、○○歳宝くじに当たる→●●歳年金しっかりしろよと思う→◎◎歳年金生活に入るというパターンです。自分ではそんなには稼がないけど波風立たな い人生と言いましょうか、現実直視といいましょうか、それにしても年金のこともよく分かっているなあと感心もします。
ちなみに私の子供は唯一人、他の誰も書かないことを中1の最初にも最後にも書いていました、「働いて稼いだお金でうまいものを食いまくる」・・・・えらい、がんばって稼いでお父さんにもごちそうしてね。この言葉にお父さん感動したな、育て方間違ってなかったなあ。

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