157.知之者、不知好之者、好之者、不如楽之者 1211号掲載
なんやかんやと言いながらも中国には素晴らしい言葉がいくつもあります。
子曰く「これを知る者は、これを好むものに如かず。これを好む者は、これを楽しむ者に如かず。」
どういう意味かと言いますと、「ある人間があることを知っていると言っても、そのことが好きだという人間にはかなわない。また、好きだと言う人間もそれを本当に楽しんでいる人間にはとてもかなわないものだ」。何事も楽しんでやる人間にはかなわない、、、ということです。
私はこの孔子の教えを胸にゴルフを楽しんできましたが、どうやら楽しむだけではゴルフは上手くならないことが、ボールが山に谷に池に林に大量消費されていくことで、ようやくわかってきました。
この「楽」という字を「ラク」と読むと、「ラクして上手くなりたい」となり、「たのしい」と読むと楽しむためには練習をしろよということなのでしょうか。 我曰く「少しは進歩しろよ」。
税理士法人SETACS