159. イスラエルとイランの戦争 1212号掲載
戦争が起こりそうな地域では、どうやら地下に建設した施設が重要になるようです。
イランが濃縮ウラン関連設備の大部分を聖地コム周辺のファルドウ地下施設に隠したことが明らかになり、「もう通常兵器による空爆では歯が立たない不可侵ゾーン」になったようです。
イスラエルのネタニヤフ首相が国際社会の猛反対を押し切って戦術核搭載ミサイル「ジェリコ3」で破壊を図るかもしれないと言われている、中東の火種の一つです。
また、アラブのガザの複数の小屋から通気孔を通じてつながっている地下室には最新型IT・電子装置が設置され、イランのロケット弾をイスラエルの重要施設を標的にし誘導する装置があることがわかりました。ネタニヤフが最初に狙うのはこちらが先とも言われています。
それにしてもネタニヤフは、米大統領に親友ロムニーになって欲しかったでしょうね。
ネタニヤフがマサチューセッツ工科大学でMBAを取得した同じ年にロムニーはハーバードでMBAを取得、卒業したふたりはボストン・コンサルティング・グループに入社という仲で、ロムニー大統領になれば、米軍を巻き込んで多国籍軍を組織してイランを攻撃できたのにということらしいです。
世界中、戦争の火種だらけ、何とか戦争だけは起きないよう若い世代のためにも祈ります。