ご存知のとおり、調査で増えてしまった税金(増差税額)を納付するのですが、その際以下のような罰金的性格の税金がついてしまいます。
① 過少申告加算税 10~15%
② 延滞税 年14.6%(最初の2ヶ月は7.3%)
③ 重加算税(意図的隠蔽と見られた場合) 35~40%
このように見ていきますと、例えば1億円の増差税額がすべて重加算税の対象になると見られた場合は、本税35%+①10%+②14.6%+③35%=94.6%=約9千万円課税(国税のみ)されてしまいます。恐ろしいですねえ。
ただし、税務署が言ってくる前に自分で修正すると過少申告税も重加算税も取られません。
こういうのを、アメとムチの使い分けというのでしょうか。
税理士法人SETACS