この季節になると、ドラフトで選択された選手の契約金が話題になりますが、税金はどのくらいかかるのでしょうか。例えば契約金1億円をもらったとして、その他の所得がないとすると、所得税+住民税=約4,700万円となります。
ところが、税法には多くの金額をもらい、しかもこんなにたくさんもらうことはめったにない、といった所得に対して税金を軽減する方法があります。それで計算すると、所得税+住民税=3,700万円と、1,000万円の減税となります。
この臨時所得に対して減税されるのは、他には、地主が貸している土地の権利金などの名目で受取る所得、うなぎ・真珠・のりなどの養殖から生じる所得、などがあります。

税理士法人SETACS