フレンチ・パラドックスという言葉があるそうです。フランス人はあれほど高脂肪のフランス料理を食べていても動脈硬化が引き起こす心臓病にかかる人が少な い、不思議だ、という意味だそうです。研究の結果、フランス人は赤ワインの摂取量がとても多いので、ぶどうの皮に含まれるポリフェノールが悪玉コレスト ロールの酸化を防いで、動脈硬化にならないことが分かりました。そんなこともあって日本人も赤ワインを飲む人が、どーっと増えましたが、フランス人は実は 心臓病が少ない代わりにお酒の大量摂取でなりやすい肝硬変で亡くなる人がとても多いことがわかりました。
先月、魚と漬物の組み合わせはがんになりやすいと書きましたが、食べ物と人間の身体の結びつきは不思議なものです。この組み合わせもいろいろな野菜や果物と一緒に食べることで、がんの予防はできるようです。
がんの進行には二つのプロセスがあり、第一段階では、発ガン物資や活性酸素等によって細胞の遺伝子が傷つけられ、突然変異を起こしがんが発生します。これ は、なす・ごぼう・ほうれん草・ブロッコリー・りんごなどで効果的に防げるようです。第二段階はがんの増殖です。これは緑黄色野菜のβカロチン(にんじ ん・にら・グリーンアスパラなど)やカロテノイド(レタス・トマト)で効果的に増殖を防ぐようです。

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