ここ数年、昔から言いなれてきた言葉を使っているにもかかわらず笑われることがよくあります。「今、えりまきって言ったでしょ、ははは」、そうかマフラー かと思っても、子どものころから使っている言葉はそうは改まりません。「えりまきはマフラー、ランニングシャツ若しくは袖なしはタンク・トップ、ばんどは ベルト、ずぼんはパンツ、さじはスプーン、パンツはパンティ」、最後のは違うかもしれませんが、こう並べている時でさえどちらが昔から言っていた言葉でど ちらが現代用語なのか分からなくなります。「ずぼんはずぼんでしょ」とこちらも思わず力みますが、「ははははは」と相手の笑い声が高くなります。
「じゃあ、さじ加減という言葉はあるけど、スプーン加減という言葉はあるか?」と問えば、「スプーン一杯の幸せと言うけど、さじ一杯の幸せっていうの?」 と帰ってきて、「エリマキトカゲはマフラートカゲとは言わないだろ?」と話のレベルがだんだん落ちていきます。まあこれからは、言葉のさじ加減をしながら 臨機応変に使っていきたいものです。

税理士法人SETACS