そんな中、何故か、私の子供の通う小学校の同じ学年の子達は、ほとんど受験をする子もなく、普通に(今では特殊に)地区の 公立中学に進みます。 この学年は男80人女40人くらいで、圧倒的に男の数が多いのですが、女の子の方が大きいせいでしょうか、私の印象では半分以上が女の子に見えます。 先日、この子達の卒業式に参加すると、子供たちの「将来の夢」が書いてある冊子をもらいました。 男の子の夢は、半分以上の44人が、野球(18人)、サッカー(13人)などのスポーツ選手で、そのほか大工(3人)、ゲーム関係(3人)、調理師 (3人)等です。 女の子は、その印象とは違い、やさしさがにじみ出ている夢が多く、動物関係(6人)、幼稚園の先生(5人)、看護士(3人)などです。 こう見ると、男の子の夢はほとんど実現するのは難しく(ごめん、大人は夢がなくて)と思うのですが、女の子の夢は具体的で、すぐにでも手が届くものが多く なっているように見えます。 身体も心も女の子の発達の方が圧倒的に早いようです。
また、少数派の将来の夢として、「立派な大人になりたい=男2 人」、「平和に暮らしたい=男1人」、など漠然とした安らぎの心を持つ男たち、さらに「自分がやっていける仕事=男1人」と、多くを望まない謙虚な心の持 ち主、などもいて癒されます。 女の子でもただ1人抽象的な夢を持つ子がいて「優しい大人」になりたいとありました。 なってください、ぜひ優しい大人になって世界の人間たちを癒してください。 心より思います。

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