食べ物の旬がなくなったと言われて久しく時が流れました。
 野菜は、ハウス栽培で大量に作れるようになり、真空パックの技術の向上により外国からも大量に輸入することができるようになり、魚も冷凍技術の進化により、より遠くに遠洋漁業を拡げられるようになり、季節外れの出荷ができるようになりました。
 また、地球温暖化により、4月に漁獲されるはずの魚が2月頃に漁獲されるようにもなりました。
 だから、「季節通りの食べ物が食べたい」「旬にあった食べ物じゃないと美味しくない」などと言わずに、素直に、自分の舌の味雷にしたがって、自分の味覚が感じるがままに、「うまきゃ旬」ということでいいのではないのでしょうか、ドン(と、机をたたく)。
 「おっ、このカツオ、夏なのにうまいねえ、旬だねえ」
 「冬のキュウリは味が濃くてうまいねえ、旬だからね」
 「おー、夕焼けが美しい、ビールがうまい、このビールも旬だね」
なんて、感じで「うまきゃ旬」で行きましょう。

税理士法人SETACS