今年の正月の駅伝はすごかった。箱根の山は車で登ってもカーブからの立ち上がりはエンジンが苦しそうに呻(うめ)くの に、東洋大の1年生柏原はこの天下の険をものともしないで、カカトからの着地をつま先のケリにつなげてぐいぐいと山を登っていく。私もこの走りを心掛け て、普段歩くときも取り入れているのですが、これが結構きつくて、いつの間にか普通に歩いています。それを彼はあの山登りの中で長時間走り続けて、9位で もらったタスキを1位でつないだのだから、ものすごい。

私事ですが、今年は東京マラソンに当選者が3万人/21万人の中、落選してしまいました。しかし1月1日の越谷マラソンは5百円を支払えば、抽選もなく誰でも出場できるので走ります。

当 日は、強風が吹き荒れ、10kmのコースは楽な区間もなく、走っている間ずーーっと苦しかったのですが、同じ参加者の諸君は一人も歩くことなく完走してい るので驚きます。「この人達はいつ練習しているのだろうか」「土日に川沿いの土手を走っていても、数人しかすれ違わないのにどこで練習しているのだろう か」「つらい、苦しい、吐きそう」と思いながらも、なんとか去年の53分よりも3分タイムを短くしてゴールしました。

マラソンの喜びは、健康と走った後の満足感とビールです。先日の人間ドックによると、血管の柔らかさは何と「10歳代」で、背筋には「スポーツ選手しか付かない筋肉」を作り出し、「内臓脂肪も100以上がメタボ数値のところ58に抑えて」いてくれています。

ぜひ皆さんも走って、もがいて、うまいビールを飲もうじゃありませんか。

税理士法人SETACS