先日、関西方面でウナギを食べたところ固くて脂がのり過ぎて、胃腸の曲がり角の年齢を迎えた私には到底すべてを食べることはできませんでした。

なぜウナギの焼き方が関東風と関西風に分かれたのでしょうか。

そもそもウナギが人の口に入るようになった江戸の中期の頃は、裂かないで丸いまま串に刺して焼いて路地などで売っていましたので、激しい労働をする人たちにのみ好まれ、上流はおろか中流の人たちが食べるレベルではなく、今でいうとヘビの丸焼きのイメージだったのでしょうか。

それが、ウナギを腹から開いて、食べやすいように切って焼く方法が上方から伝わってきて、その後約20年の時を経て、背開きにしたのを蒸しあげて強い脂を抜き、柔らかく焼き上げる方法が江戸=関東のウナギ屋で開発されて、今の関東風になったそうです。

うなぎは圧倒的に関東風が旨いな、良いな、、、私個人の勝手な感想です。

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