ウクライナのクリミアがロシアに併合されるという事で、ウクライナでは6万人の極右ネオナチ支持者に軍事訓練をし、ロシアに対抗しようとしているようですが、元々ウクライナは軍事が弱く、ロシア相手には無理なので、国内でのナチス親衛隊の再現ではと危惧されているようです。

 一体、ウクライナの人たち、そして世界はどうなってしまうのでしょうか。 

ナイチンゲールが看護師として従軍したことでも有名な、1853年に勃発したクリミア戦争は、ロシアが不凍港を求めて南下し、英仏オスマン帝国と戦い、結局はクリミア実効支配が出来ずに、それではと極東進出を狙い日露戦争になったものです。

 そう考えると、ロシアがクリミアを実効支配した方が、日本にとっては良いという事になります。

 だから日本は平和かと言うと、竹島問題あり、北方四島の問題あり、尖閣諸島の問題ありで、ウクライナのことは対岸の火事ではありません。

 軍事費の増加をシミュレーションすると、この先10年で、日本10%、韓国40%、米国60%、程度ですが、中国、ロシアは300%から400%と言われています。

 日韓は中国が脅威と認識して、東アジアの平和が自国のためと思っている米国とお互い日米同盟、韓米同盟を組んでいるのに、肝心の日韓が仲良くありません。

 万が一、中国とロシアが組むと、日米韓で対抗ができるのか?弱体化して、シリアにもクリミアにも弱腰の米国は日本を救えるのか? お願いだから、戦争だけはしないでね。

税理士法人SETACS