牛丼のつゆだくって、なんかご飯がべちょべちょで美味しくないような気がしますが、卵を割りいれつと美味しくぐちょぐちょに食べられますね。なんて話はどうでもよいのですが、今回はすき家が大変なことになっているという話です。

すき家の社長は、1978年に吉野家に入社するも、吉野家倒産により、1982年に仲間3人で弁当屋「ゼンショー」を立ち上げ成功し、その後、怒涛のM&Aで「なか卯」「ココス」「ジョリーパスタ」「華屋与兵衛」を子会社に治めました。

 その本体である「すき屋」で店員たちの反乱による人手不足閉店が起きているようです。

 もともと「ワンオペレーション」という深夜に店員1人で働くシステム、通称「地獄のワンオペ」という制度があり、深夜に一人なので強盗も頻発していました。

 そこに、今回の消費税アップで、吉野家、松屋との激しい客の奪い合いで、吉野家の鍋メニューに追随して、2月に「牛すき鍋定食」などの鍋のメニューを3種類投入したものの、その仕込み、提供にとてつもない手間がかかり、そもそもギリギリの人数で働かされていたバイトたちが怒り、ネット上に「面倒くさいから品切れって言ってやろう」とか「鍋のせいで掃除もできない」などと書き込み、「一気にバイトやめちゃおう」ということになり、3月には人手不足で閉店する店が相次いだのです。 そんなこんなで、4月から「パワーアップリニュアル中」という、かなり苦しい垂れ幕の下がった閉店の店が増えたのです。

 「なか卯」のうどんもグチャグチャに柔らかいので、こちらも何か理由があるのかもしれないと思いつつ、そんな作り置きのうどん出してないで、がんばってよ「なか卯」。

税理士法人SETACS