今年はいろいろな人が亡くなってしまい、私の父が死んだときも感じましたが、どんなに強くても無敵でも人は死んでしまうのだ、人間の死亡率は100%なのだなあということです。
 今、手元にある雑誌を開いてみると、高倉健83歳、李香蘭94歳、菅原文太81歳、宇津井健82歳、蟹江恵三69歳、淡路恵子80歳、やしきたかじん64歳、ローレン・バコール89歳、桂子金治88歳、渡辺淳一80歳、ロビン・ウィリアムズ63歳、安西マリア60歳、安西水丸71歳、赤瀬川源平77歳、徳大寺有恒74歳、大内順子80歳享年とあります。
 この方たちの平均寿命を計算すると、男75歳、女80歳でした。世の平均寿命―男80歳(いつの間にか80歳を超えていることにびっくり、世界4位)、女86歳(2年連続世界一)よりは5~6歳若くなくなっていることになります。
 人間、育った環境、ストレスのかかる環境、お酒の好き嫌いなどにより寿命も変わってくるだろうから一概には言えませんが、激烈な競争社会を生き抜いた人たちは世間の平均寿命よりは若くして亡くなるのかもしれません。
 私としては厚労省に一言言いたいのは、単なる平均寿命ではなくお酒の摂取量に対する平均寿命がどうなるかを発表していただきたい。
ベルトの穴が一つ増えると5歳寿命が縮まるとか言われていますが、徳利が1本増えると3歳寿命が縮まるとか、冷を熱燗に代えると寿命が4歳増えるとか、安酒は二日酔いどころか三日酔いになるとか、ビールをホッピに代えると寿命は5歳延びるが女性にはモテなくなるとか、白ワインのテイスティングの時に「あと6分と30秒ばかり冷やして」とウエイターに言うと本人は「決まった」た思っているが女性にはモテないとか、「このカクテルをあの女性に」とバーテンダーに言うと3倍の料金を請求されるとか、そういう統計を教えていただきたい。
さて来年はどういう年になるのでしょうか? 皆様方には今年も大変にお世話になりました。来年も笑ってお酒の飲める年であるように祈念して乾杯をしたいと思います。か・ん・ぱ・い!!

税理士法人SETACS