ヨーロッパの強国は植民地支配をする際、「分割統治」という手法を用い、それが今でもそれらの国の紛争の火種となってい ます。有名な例が、イギリスがイスラエルとパレスチナの分割を自分勝手にしたため領土を争い、今では両国は戦争状態です。また、フランスがカンボ ジア支配のときにベトナム人を下級官吏として使ったためカンボジア人は今でもベトナム人を恨み、さらには、ベルギーはアフリカのルワンダ で、ツチ族とフツ族を対立させて支配したため、今でも両者に憎悪の感情が残っています。
この対立させて支配する=分割統治をイギリスはインド においても行いました。イギリスはインドのヒンズー教徒とイスラム教徒が対立するように仕向け、その結果、ヒンズー教徒中心のインドとイスラム 教徒中心のパキスタンに分かれ、パキスタンはイスラム信者が多いというだけでひとつの国になったため東パキスタンと西パキスタンに分かれてしま い、さらに双方の信者移動等の際の恨みが残り両国は戦争をし、東パキスタンはバングラディッシュになったのです。そしてパキスタンは自国生き残 りをかけてアフガニスタンのタリバン政権を育成していたのですが、タリバン政権は崩壊をし、パキスタンは核による武装でインドに対抗するしかな くなったわけです。イギリスこそそういった国々に謝罪すべきではないのでしょうか?どこかの国、文句を言ってください。

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