アメリカはなぜ自分本位で、妥協という言葉を知らないのでしょうか。
京都議定書の批准をかたくなに拒み、WBCで はアメリカ有利の組み合わせ表を作り、アメリカ有利の判定をする審判を使いつづけ、投球数の制限(大リーグの選手には大リーグの試合のときのケガに 対してのみ支払われる多額の保険金が掛けられているため、WBCでケガをされると球団に保険金が入ってこない上に選手も休んでしまうためこの制限を設け たらしい。)という規定を作り他国にまで押し付けます。 まったく持って自分勝手なものです。
また、そんなに出て行けと言うのなら、沖縄からアメリカ海兵隊員はグアムに移転するからその移転費用約100億ドル(約1兆円)のうち75%を日本が支払え、何故ならば、海兵隊員は今と同じ環境の居住空間や遊興施設が必要なのだ、と言う。
どうしてこんなに身勝手で自分本位なのでしょうか?
ア メリカという国の歴史を紐解いてみると、そもそもアメリカ人とは自分の主義主張が受け入れられないのでヨーロッパをメイフラワー号で飛び出し、北米大陸 の先住民であるインディアンを殺戮し隅に追いやり、その建国以来230年間、自らの主義主張を押し通すために戦ってきた人達なのです。「だってそうした いからしてきたんだもん」ということなのです。
そういった建国者からの血は濃く残り、では、その世界最強国といかに上手くやっていくか、それとも 自分の国のポリシーを主張して反発していくかは個々の国の問題で、最後は逆らってもしょうがないから移転費用も負担して、せいぜい野球世界一で溜飲を下 げて、その辺で妥協して生きていくしかないのが今の日本ということなのでしょうか。

税理士法人SETACS