先日30歳になったばかりの妙齢のしかも美しい女性とドイツ料理を食べていると、なぜ結婚をしないかという話になりまし た。 少し色は黒いけど美人なので、きっと望みが高く、自らハードルを上げているのかと思いきや、「私の好みは精力絶倫風の男性です」と言うのです。 しかも「だからハゲている人はいかにも絶倫そうで好ましい」とまで言います。 「そのような男など、貴女の周りにたくさんいるのではないですか」と思わず、自分の髪の毛を持ち上げおでこを出しながら(する必要はなかったのでしょう が)言うと、「しかもテカテカしていた方がさらによろしい」と言うので、アイスバインの脂がしみ出てきたおでこを拭こうとして持ったお手拭きを机の上に 戻し、あごを引きキラーパスを出しましたが、パスは返ってきません。
しかしよく考えてみると、私の場合、彼女の好みである外見には少し自信があるけど、その絶倫というものには特に自信があるわけでもなく、彼女も私に興味がある風でもないので、話は打ち切りとなりました。
さて、これを読んでいるであろうYよ、君には朗報なはずだ、誰かれかまわず周りの女性に「貴女の好みは」と聞いてみたまえ、こういう人も世の中にはいるのだよ。

税理士法人SETACS