彼女は今年の春に慶大生になりました。 小さいころから自分の容姿が父に似ていることが嫌で、中学生のときは、お父さんに似てクルクル巻きになってしまう自分の髪の毛を、泣き叫びながら「こんな の嫌だ」と自らはさみで切ったことも二回や三回ではありませんでした。 高校になって熟考した彼女は、この容姿では他の誰にもかなうわけがないと悟り、「私が生きていく道は、頭を使う道しかない」と思いを馳せ、猛勉強に猛勉強 をしてめでたく慶応大学に現役で合格したのです。 しかし慶応大学では美人の上に頭が良く、しかも金持ちの子女がいるため、この娘達に勝つにはさらなる勉強しかないと、受験勉強をはるかに凌駕する勉強を重 ねています。 この大学1年生の女の子の未来が良い方向に開けるよう、正月の日の出に祈ろうと思っております。 再々の合掌。

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