世界自然遺産第1号のガラパゴス。まだ行ったことはないのですが、その美しい自然と不思議な生態系については、世界遺産オタクの誰もが憧れる未開の地です。
そ の美しく未開のはずのガラパゴスが今壊れているというのです。テレビを観ていると、ガラパゴスに入る観光客は外部からの泥や砂についた外来 種が入るのを防ぐために、ビーサンを水で洗ったり、身体をたたいたりして、かなりの防衛手段を駆使して島に上陸しているように見えます。
ところ が「ガラパゴスがこわれる」という写真集をめくると、もう島には人間が生んだゴミの山が高く積まれ、それを分別することなく野焼きにするので、ア スベストなどが混じる建築資材が燃やされ、有害物質が溶け出し、雨水とともに地下水に混じり、海に吐き出されます。
月に1回は、イグアナと車の衝突事故があるそうです。
2007年6月には、危機遺産(世界遺産認定が危ない資産)にも認定されてしまいました。
我々の惑星であるガイア(地球)は、一体どうなってしまうのでしょうか。

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