サッカーのトヨタ・カップを観ていると、世の中には、つくづく「天才+運のいい奴」というものがいるもんだなあというこ とが認識新たになります。世界中のサッカー小僧が目指してやまない決勝の場で選手に選ばれるだけでも十分に天才+運なのに、その中でもカカのような大天 才+強運がいるのです。
将棋の世界の大天才羽生さんは言います。「もし今ぼくが奨励会(プロの将棋指しの卵たちがいる所)にいてもきっとプロ になれないでしょう、何故ならば、前は2ヶ月も3ヶ月も考えてようやくわかったことが、今は本を2時間読むだけで同じことがわかってしまうから」みんな天 才になってしまうので抜け出すことはできないかもしれない。これはかなりの謙遜なのでしょうが、「ちょっと生まれるのが早かったのは運が良かったな」とい う本音でもあるのでしょう。
スポーツとボードゲームの世界では、「天才+運」がなければ一流にはなれないのです。
「天才+運」、これが通用しないのが、マラソンの世界。しつこいようですが、来年の東京国際マラソンに向けて練習をしていると、つくづく思うのが「マラソンに運と奇跡はない」ということです。
「運よく、走っても疲れなかった」、「奇跡的に、足が良く動いた」、ということがない世界です。「鈍才+努力」、「愚鈍+練習」、今のところ21kmが限界到達点です。来年もがんばりましょう。

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