ワニ、トド、犬(罪悪感あり)、カンガルー、マンボー、セキフェ、土の刺身などなどを食べてみましたが、イソギンチャクも食料になるとは神のみぞ知るところでありました。
 先日、ある街を歩いているとかなり変わった店があり、入って「何か変わったものがありますか」と聞くと「イソギンチャクくらいなら」と、「ビールありますか」に「エビスくらいなら」といった気楽な感じで返事が返ってきました。
 その唐揚げになったイシワケイソギンチャクを食べながら焼酎をすすっていると、「イソギンチャクって、なんでイソギンチャクって呼ばれるのだろうか」と疑問がわき調べてみると、「磯巾着」なんですね、昔の人はあの丸い口のところが縮む姿が巾着に見えたのでしょう。
 味はマヨネーズ味(あっとマヨネーズをつけて食べてるのだった)、外側はカリカリと(そうか唐揚げだからか)、噛むとコリっとした歯ごたえがあり(これは本当です)、なかなかお酒に合うものでした。
 ちなみにこのイシワケイソギンチャクの本来の名前はワケノシンノスケと呼ばれ、その意味は「青年の肛門」で、昔の衆道(ホモですな)の慣習の名残のようです。 まあ、そうも見えるのですね。

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