先日、北京五輪の野球監督星野が、WBCの監督について「火中の栗は拾わない」とブログで言っていると報道がありまし た。「お前が決めるのか」と日本の野球ファンの95%人が憤ったことでしょう(たぶん)。また、「火中の栗はおまえだろ」「火中の栗が火中の栗を拾うの か」と日本の漢検3級の受験者の80%の人が「そんな使い方ってあるのか」と鉛筆を地面に投げつけたことでしょう(きっと)。
辞書を調べてみると、「火中の栗を拾う」とは、猿におだてられた猫が、囲炉裏の中の栗を拾って大やけどをした寓話から、自分の利益にならないのに、他人のために危険を冒すたとえとあります。
自 分の利益にならないけど、あえて他人のために危険を冒してこそ「男」であるならば、さっさと「男星野」の看板は下ろして、WBCの監督になるなどの夢想を しないことが、これからの日本野球のためになるであろうと、野球というスポーツを愛する人の99%が思っていることでしょう(絶対に)。

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