業界の研修旅行で羽田空港から金浦空港に入りソウルの街を研修(?)してきました。

 ソウルは3~4回目10年ぶりくらいなのですが、韓国が経済大国として世界に発展しているとのことで、どのくらいの変化があるのかと楽しみに行ったのですが、ある意味期待を裏切らず、昔のままの雑然としたイメージが似合う国でした。南大門の道は今も売り物の洋服や靴下が散乱し、日本人とみると「コピー、コピー」「海苔あるよ」「キムチあるよ」と客引きが寄ってきて、なかなか前に進めません。

 それではと立ち止まってガイドの女性にお国事情を聞くと、韓国では女の人が結婚相手としての男の人と会うと最初に聞くのが「就職先」で、次に聞くのが乗っている「自動車の車種」だそうです。

どういうことかと言うと、「韓国はとにかくサムスンで、次に現代とLG」で「世の娘を持つお母さんの100%がお婿さんはサムスンの人がいい」、先日もサムスンに勤めている男の友達がヘッドハンティングで別の会社に行きたい旨をお母さんに話すと「それはわかった、理解する、だけどサムスンにいる間にお嫁さんもらってからにしてね」となるそうです。

また自動車の車種も重要で、ランクの高い車に乗っていないと男はまずモテない。だから男は無理して借金しても高い自動車を買ってしまうそうで、国のエコ活動の一環で「軽自動車に乗ってください」という指導があるにもかかわらず、道路を走る軽自動車はまずいません。

見栄っ張りの国であることは間違いないようです。

税理士法人SETACS