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竹久夢二の詩
竹久夢二の詩 それに比べて日本の英雄の詠う「詩」は穏やかで謙虚なものでありまして、 山をうたふ ゆめ・たけひさ(竹久夢二さんですね) 春のやま まるい 夏のやま あをい 秋のやま たかい 冬のやま とをい 春の山は木々が […]
2020.12.25
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ジャズバイオリストと小澤征爾さん
ジャズバイオリストと小澤征爾さん 人々の生活に欠かせないものの一つが「音楽」ですが、私はその中でも特に、クラシックを他のジャズやロックの異分野の人がアレンジするのが好きでよく聞いているのですが、先日、ジャズピアニストの牧 […]
2020.12.16
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伊集院静の復活
伊集院静の復活 前に、くも膜下に倒れてしまい、日経の連続小説で夏目漱石のことを書いた「ミチクサ先生」が途中で終わってしまいとても残念だと書きましたが、その伊集院さんが復活しました。 週刊誌のエッセイで、家に帰って来た時に […]
2020.10.06
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224. 珈琲とヘンデル
バロック音楽の大作曲家ヘンデルは食欲旺盛、ビール・珈琲がぶ飲み、タバコも吸い過ぎるという不摂生・不健康のため、35歳の時には相当に肥満していたようです。 それでも何とか生き延びて、56歳の時、名作「メサイヤ」を第一部「 […]
2017.09.26
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41.ブリジストン美術館に行こう
2015年5月18日から新築工事のため数年間休館するブリヂストン美術館は、その休館前に「ベスト・オブ・ザ・ベスト」と称して、休館日前の5月17日まで美術館が所蔵する有名で価値のある絵を惜しげもなく展示しています。 ピカ […]
2015.03.03
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40.「その女アレックス」を読む 2015年1月号掲載
最近、歳のせいか海外の本、外国の人の名前がたくさん出てくる本は名前を覚えるのが一苦労なので、出版されてすぐには読まず、すでに評価の高い本しか読まないようにしています。そこで2014年「このミステリーがすごい」の海外部門 […]
2015.02.06
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39. 現代にも通じるトリック 2014年10月号掲載
神保町の古本屋をふらりとして茶色く変色した探偵小説をちらりと読むと、現代でも通用するようなトリックが描かれていました。 主人がお客にカクテルを振る舞うのですが、そのカクテルが確か「白婦人」(ホワイト・レディ)という名前 […]
2015.01.19
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38. 読書の秋到来 1208号掲載
読書は、娯楽のための脳を楽しませる本や趣味のための本などを読む分には良いのですが、教養本、ビジネス本を大量に読む人には脳の毒になる可能性があるのでご注意を。 というのも、いわゆる読書家という人たちは大体が […]
2012.09.10
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37. 龍馬伝の最終回に異議あり 2010年12月号掲載
2010年NHK大河ドラマ「龍馬伝」は、そのストーリーは日本人の良く知るところであるし、龍馬の福山さんや岩崎弥太郎役の香川さんを中心としたキャストもさぞ土佐弁の猛勉強をしただろうなという努力を感じ、とても楽しく見ること […]
2011.01.07
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36 .陶芸家の今井理桂さんに学ぶ 2010.9.30号掲載
青森に釜を持つ陶芸家の今井さんは世のイメージにある、いわゆる頭の毛ボサボサ、ヒゲ茫々のいわゆる偏屈な陶芸家ではなく、穏やかで実直そうな風貌の持ち主です。 しかしその行動は大胆でいて、目立ちたがり屋のところもあるのか、10 […]
2010.10.16